女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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ワンプレートなら、いつものおつまみで違った楽しみ方ができます

私がやっていたお店では、小鉢におつまみをちょこちょこ盛り付けたお盆が人気で、器も楽しんでもらったりしていました。

そういうのも綺麗で素敵で、私も大好きですが、カフェのように、ワンプレートにおかずを盛り付けると、少しずつのおかずでもボリュームが出たり、見た目にも楽しくていいですよね。

我が家では、時間が遅かったりして、今夜は、軽めにしよう、という時などに、いろんなおかず、おつまみをちょこっとずつ、ワンプレートに盛り付けます。

実は、それ、残り物だったりするのですが、それでも気分が変わっていいですし、残り物だなんて思えないので便利です。

そして洗い物も楽、ときたら、いいことばかり。 これもご家庭では、とっても大事ですよね。

今回は、そんなワンプレートおつまみの盛合せ例をいくつかご紹介します。

 

 

ワンプレートなら、いつものおつまみで違った楽しみ方ができます!

パンにも合う洋風のおつまみプレート

鰯のパン粉焼きとサラダのワンプレート

鰯は、手開きしたら、塩・胡椒をふって、パン粉をまぶしてオリーブオイルで焼きます。 カリッとしたパン粉の衣がとっても美味しい一品です。

トマトのざく切とポン酢、紫蘇の葉、オリーブオイルを混ぜたたれをかけていただくと、サッパリして、脂ののった鰯によく合います。

付け合わせには、豆サラダ

赤いんげん豆とツナ、玉葱を粒マスタードやワインビネガー、オリーブオイルと一緒に混ぜたサラダです。

少し時間をおいて、マリネしておいたほうが味がなじんで美味しいです。

卵は、煮卵、茹で卵を麺つゆに漬けこんでおいただけですが、しみじみ美味しいので、作り置きしておくと便利です。

1日後から食べられますが、3日後くらいのほうがより美味しいです。

又、上の写真のように、あさりの酒蒸しなど、スープのあるものは小さい器に入れて、プレートにのせても一体感が出ていいです。 あさりとじゃが芋、トマトの組み合わせも美味しいですよ。 

 

鱸のソテーとオムレツのワンプレート

鱸など白身魚を、塩・胡椒をして、小麦粉を薄くまぶして、バターで焼きます

皮目をパリッとさせ、中はふっくら仕上げるとレモンを搾るだけで美味しく楽しめます。

きのこのソテーは、きのこを買ってきた時に、塩をしてしっかり炒めて、水分を飛ばしてからオリーブオイルでマリネしておけば、すぐ使えます。

ちょっとお醤油をたらしたり、ヴァルサミコ酢を少しかけても美味しいです。 オーブン料理も小さい器で作って、一緒にお皿にのせてもいいですね。

オーブンで作るオムレツは、卵と生クリームを同量混ぜて、チーズも混ぜて焼くだけ。 具材はブロッコリーやカリフラワー、ズッキーニなど茹でたり、ソテーしてから入れると美味しいです。

ンプレートおかずは、特に、いっぺんに仕上げたいですが、こういうオーブン料理があると、焼いている間に、お魚を焼いたりできて便利ですよね。

 

海老と野菜のワンプレート

海老は、お刺身用のものをさっと塩茹でします。 アヴォカドのフライや、ポテトサラダ、ラタトゥイユやカポナータなどの野菜メニューをいろいろ盛り合わせれば、見た目も楽しく彩りもよくとっても美味しいおかずプレートになります。

サラダは、ベビーリーフやルッコラ、ホワイとセロリなどがあると、葉っぱだけでもちょっとおしゃれなサラダになりますね。

ヴァルサミコ酢や寿司酢とオリーブオイルを混ぜて、簡単シンプルドレッシングも美味しいですよ。

 

鶏の粒マスタード焼きと野菜のワンプレート

鶏肉は、ささみやむね肉を使い、食べやすい大きさにそぎ切りして焼きます。

火が通ったら、粒マスタードを混ぜた生クリームをさっと入れ、煮詰めながらからめれば出来上がり。

クリーミーなお料理なので、酸味がきいたサラダやマリネと一緒に盛り合わせるとサッパリして美味しいです。

 

こんな感じで、今日は、洋風のワンプレートをご紹介しました。

どれも簡単なものばかりですので、メニューに困ったとき、是非やってみてください。

明日は、和食や中華のワンプレートについて書きますね。