女将の食卓

和食屋(ただいま休業中)の女将が、普段の食卓からお役立ちのポイントをお知らせします。

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暑い季節にお薦めの茄子を使った簡単料理のお薦め

遅かった梅雨入りですが、もうちょっとすれば本当の夏ですね。

よく見かける野菜も少しずつ変わってきている気がします。

夏野菜というと、いろいろありますが、その中でも、茄子は冷たくても温かくても美味しい野菜ですね。

それに、茄子は、いろんな味付けにあう便利な野菜ですよね。

今回は、そんな茄子を使った料理、特に、暑い季節に食べて美味しい料理を5つご紹介します。 レシピ付きですし、どれも簡単なので、是非、お試しください。  

 

暑い季節にお薦めの茄子を使った簡単料理のお薦め

茄子のドライカレー挟み揚げの作り方

1.茄子は、食べやすい厚さに切り、さらに、間に切れ目(肉だねを挟む用)を入れる。

 塩水に漬けて、あく抜きする。

 

2.玉葱少々をみじん切りにし、フライパンで炒めた後、合挽肉も加えて、パラパラになるまで炒める

3.フレーク状のカレー粉を、肉50gに対して大さじ1杯加えて、混ぜる。

 *フレーク状のものがない場合は、カレー粉でも良いですし、通常のルーを包丁で細かくして使っても大丈夫です。

4.あく抜きしていた茄子をさっと洗い、水気をふいたら、3の肉を切れ目の間に詰める

5.茄子のまわりに、オリーブオイルを塗って、パン粉を両面にまぶしたら、油でカラッと揚げる

 *今回は、簡単な衣にしましたが、もちろん、普通のフライのように、小麦粉をつけてから、卵、パン粉の順につけてしっかり衣にしてもOKです。

出来上がり!

茄子を小さめに切って、食べやすい大きさで仕上げました

中のお肉に、しっかりカレー味がついているので、このまま食べても、とっても美味しいです。

レモンやすだちなど搾って食べてもサッパリします。  

冷奴の麻婆茄子のせの作り方

1.豆腐は、お皿に出して、お皿ごと冷やしておく。

2.フライパンに胡麻油を熱し、生姜のみじん切りを入れたら、香が出るまでじっくり炒める。

3.豚挽肉を入れて、パラパラになるまで炒める。

 

4.茄子(挽肉100gに対して、茄子1本)は、細かく切って、3.のフライパンに加えて、炒める。

 *茄子は、切ってすぐ炒めるのであれば、アク抜きしなくても大丈夫です。

5.豆板醤(小さじ1くらいお好みの辛さで調整してください。)も加え、炒めて香を出す。

6.甜麺醤小さじ1、鶏ガラスープ1/3C、醤油小さじ2、オイスターソース小さじ1を混ぜて、5.のフライパンに加えたら、煮立たせ、水溶き片栗粉でとろみをつける

 *調味料の分量は、豚挽肉100g茄子1本に対しての配合です。

7.冷やしておいた豆腐を取り出し、水が出ていたら、を捨ててから、上に、麻婆茄子をのせる。

アツアツをかけても、麻婆茄子も冷やしておいてかけても、どちらでもOKです。

出来上がり!

冷奴の上に、ピリ辛の肉味噌をのせても美味しいですが、今回は、茄子も入れて麻婆茄子にしてみました。

麻婆は、茄子にも豆腐にも合うので、とっても美味しいです。

ピリ辛な味付けが、食欲をそそります。 仕上げに、胡麻油をまわしかけてもいいですね。  

茄子とささみの焼き浸しの作り方

 

1.鶏のささみ肉は、筋をとって塩をまぶす。

お鍋にお湯を沸かし、沸騰したら、その中に、ささみ肉を入れ、ふたをしたら、火を止めて、そのまま置いておいて、じっくり火を通す。

 *余熱で火を通すことで、お肉がぱさぱさになりません

2.茄子は、縦半分に切って、皮目にななめ格子状に細かく切れ目を入れる。

 *こうすることで、火の通りもよくなりますし、あとで味がしみやすくなります。

3.茄子をさらに縦半分にして、熱したグリルパンで、まわりをこんがり焼く。 ほかに、一緒に食べたい野菜も食べやすい大きさに切って焼く。

 今回は、ズッキーニ、パプリカ、しめじを一緒に焼きました。 その他、茗荷やおくら、新生姜などを使っても季節感が出ていいですし、人参や玉葱など家にある野菜で、彩の良いものを組み合わせて使うのも良いです。

焼き目がついたほうが美味しそうに見えるので、じっくり焼いてください。

茄子は、押さえながら焼くと、余分が水分が出て、中まで火が通りやすくなります

4.1.のささみ肉に火が入ったら、手でさいて、麺つゆを2倍に薄めた液の中に、焼けた野菜と一緒に漬けこむ

ラップでぴっちりふたをしてあげると、より味がしみやすいです。 半日くらい冷蔵庫で寝かせれば、食べごろです。

出来上がり!

紫蘇など、香高いものを飾っても、爽やかに楽しめます

さっと仕上げたい時は、グリルではなく、野菜を揚げても良いのですが、グリルの方が、鶏ささみ肉の優しい味わいに合います。 お肉がなければ、野菜だけで作ってもOKです。  

ピリ辛茄子の作り方

 

1.茄子は、乱切りにしたら、塩水に漬けて、あく抜きする。

2.一度、水洗いをして、水気をふいたら、まわりに油をまとわせて、グリルパンで焼く。

 お好みで、もっと大きめに切って、油で揚げてもOKです。

3.たれ(醤油大さじ1、砂糖小さじ1、胡麻油小さじ1、豆板醤小さじ1/3、煎り胡麻を混ぜる)を作る。

4.焼けた茄子をお皿に並べ、たれをかける。

出来上がり!

茄子自体は、淡泊な味なので、こういうピリ辛がよく合います。

アツアツでも美味しいですし、たれをかけて冷やしておいて、冷たく食べてもサッパリします。

このたれは、冷奴にかけても、美味しいですし、お好みで、にんにくのすりおろしを入れてもOKです。 暑い季節にぴったりですね。  

茄子の浅漬けの作り方

 

1.茄子は、縦半分に切ってから、薄切りにし、塩をふって、あく抜きする。

 

2.一度、水洗いし、きつく絞ったら、生姜のみじん切り、茗荷のみじん切り、青じそなどと一緒にして、塩をふって置いておく。 

出来上がり!

胡麻をたっぷりふっても美味しいです。 他に、胡瓜や大根も薄切りして入れても合います

ご飯のお供だけでなく、お素麺などの冷たい麺にも合いますし、ちらし寿司のようにお寿司の具材にしても美味しいです。

どんどん食べられてしまうので、たっぷり作って常備しておくのもお薦めです。  

まとめ

ということで、今回は、暑い季節に美味しい茄子を使ったお料理をご紹介しました。

暑い時は、サッパリひんやりしているものも美味しいですし、またピリ辛のものも食欲が出て美味しく楽しめます

どれもとっても簡単なものばかりですので、茄子の美味しい季節に、たっぷり買ってきた時など、どうぞ作ってみてくださいね。