昨日の大雨は、涼しくなると聞いていましたが、それでも蒸し暑かったですね。
そして、今日からまた暑くなるようです。
暑くなってくると、お料理をするのも辛くなったり、なんだか食欲が出ないという方も多いかもしれません。
そんな方にお薦めな爽やかな朝ごはん、中でも、今回は、ご飯の朝ごはんをご紹介します。
暑いからといって、冷たいものばかり飲んでしまったり、朝ごはんを抜いてしまったりでは、よけいに元気が出ません。
どれも簡単なものばかりですので、ささっと作って、暑い時こそしっかり食べて、夏バテしないようにしてくださいね。
初夏や夏の朝ごはんにお薦めのご飯いろいろ
爽やかお寿司ごはん
帆立としらすのお寿司
酸味をきかせた寿司飯に、帆立やしらすをのせたお寿司。
帆立は、お刺身がなければ、ボイル帆立でも美味しく楽しめます。
青じそや茗荷、胡麻など香のするものをたっぷりかけると、爽やかさが出て、食欲も出ます。
帆立とかにかまのお寿司
冷蔵庫にあるもの、いろいろのっけて楽しめるのが、お家ごはんのお寿司の良いところ。
帆立、しらす、サーモンなどのお刺身や、蟹でなくて、かにかまもOKです。
胡瓜の薄切りを塩もみしておいて、混ぜると、味わいも食感も良いですし、色合いもよくなります。
また、レモンなどの柑橘を飾ったり、搾っていただくとより爽やかなお寿司になります。
こんな風にガラスの器を取り皿にして盛り付けたり、梅を入れるのも爽やかさが増すので、お薦めです。 あまり具材がない時は、シンプルでも美味しいですよ。
おいなりさん
おいなりさん自体は、一年中食べると思いますが、中の寿司飯をいつもより少しお酢をきかせてみたり、レモンやすだちなどの柑橘をキュっと搾ってみたり、爽やかさを出すと、特に美味しくなります。
寿司飯に、新生姜や茗荷などの薬味を混ぜるのもお薦めです。
新生姜の甘酢漬け、ガリも美味しいですよ。
混ぜごはん
かくやごはん
お漬物をいろいろ混ぜたご飯です。
たくあんや胡瓜の漬物、しば漬けなどお好きなお漬物を細かく切って、混ぜます。
青じそや海苔をふって食べたり、海苔で巻いて食べるのも美味しいですね。
ごはんは、白いごはんを使っても良いですし、寿司飯に混ぜてもサッパリしてお薦めです。
炊き込みごはん
枝豆ごはん
枝豆の綺麗な色を出したいので、土鍋で炊くようでしたら、枝豆は、ごはんが炊きあがる少し前に入れるのをお薦めします。
ごはん自体は、お出汁と薄口醤油、塩、酒で炊きますが、あまり濃い色をつけないよう、お醤油は控えめにして、塩で調整してください。
炊飯器で炊く場合は、ごはんだけ、お出汁や塩などで味付けして炊いて、枝豆は、塩茹でしておいて、炊きあがりにさっと混ぜるのもいいですね。
とうもろこしごはん
夏ならではのごはんですね。
とうもろこしを生のまま一緒に炊き込みます。
とうもろこし自体に、少し塩をふって炊きますが、それでも出来上がりは、とっても甘みを感じるごはんになるので、お好みで、胡麻塩などふって食べると美味しいです。
茗荷ごはん
茗荷も暑い季節にぴったり。
茗荷だけではなく、油揚げやお肉などを入れると、コクが出て美味しいですが、サッパリしたご飯には、鶏ささみやむね肉が、より合います。
茗荷は、コロコロに切っても、ななめ薄切りに切っても、どちらでもお好みで。 ごはんが沸騰してから、弱火にする時に、さっと入れます。
炊きあがりの爽やかな香りが、なんとも食欲をそそります。
茗荷は、炒飯にしても美味しいですよ。
長芋と梅のごはん
長芋は食べやすい大きさに切って、梅と一緒に入れて、炊き込みご飯にします。
長芋のトロッとしつつもシャキっとした食感が美味しいごはんです。
梅は、しっかりきかせると、とっても爽やかなごはんになります。
お茶碗によそってから、青じそを飾っても綺麗ですし、梅と紫蘇は、味も合いますね。
トマトピラフ
セミドライトマトを使って炊いたピラフです。
先日のブログにも書きましたが、生のトマトに塩をして干して作ったセミドライトマトをたっぷり使って、炊き込みます。
トマトをドライにするのが面倒なときは、生のトマトを煮詰めて作ったトマトソースで作っても大丈夫。
ケチャップなどとは違う爽やかなトマト感を楽しめるピラフになります。
のっけごはん、丼もの
しらすと海苔のごはん
しらすが美味しい季節に是非食べて欲しいごはんです。
たっぷりのしらす、たっぷりのもみ海苔、卵は黄身だけがお薦めです。
普通のお醤油は勿論のこと、出汁醤油や照り焼きのような甘いたれ、ポン酢をかけても美味しいですよ。
鰯の蒲焼き丼
鰯を香ばしく焼いて、甘辛のたれで仕上げた蒲焼きをごはんにのっけます。
大根おろしを、よく水気をしぼってのせて、一緒にいただくと、鰯の脂がサッパリ美味しく食べられます。
生姜焼き丼
生姜のきいた味付けも暑い季節にサッパリしていいですね。
生姜をきかせたたれで焼いた生姜焼きをごはんにのっけて、さらに、生姜の千切りものせていただきます。
新生姜があれば、よりマイルドですし、新生姜の甘酢漬けなどあれば美味しいですね。
青じそもたっぷりのせて、爽やかさをお楽しみください。
鰻玉丼
夏バテ防止に良いと言われている鰻ですが、朝から一人一本、でなくても、大きいものがなくても、こんな風にふわとろの卵を合わせれば、とっても美味しくごちそうになります。
市販の鰻を温めるときは、蒸したり、さっとお酒をふってレンジで加熱するとふっくらできます。
海苔をかけたり、山椒をふって食べるのも美味しいですよ。
おまけのひとり言
暑いと、ついつい冷たいものばかり食べたくなりますが、それだけでなく、酸味のきいたものや、すーっとする薬味で作ったお料理も美味しいですよね。 あとは、見た目で、涼し気に見せたり、爽やかさを出したりすると食欲が出ます。
実は、この写真の数々は去年までに集めたものなので、私も久しぶりにこれ作りたいなぁ、食べたいなぁというものがたくさん出てきてしまいました。
しっかり食べて、今年も暑い季節を乗り切りましょうね!というか夏太りにも注意だなぁと思ったのでした。